○○自転車は昔の家のすぐそばにあった。


いつも、わたしがいくと、自転車をただで直してくれた。


ただで、空気も入れてくれる。


ちょっとした、部品もただである。


娘がまだ、自転車に乗れなかった頃、


その自転車屋のおじさんが、


「自転車に乗れない子供が乗れるようになる」


というボランティアをやっているということを聴いた。


そこで、娘を連れて行った。


おじさんは、娘の自転車を見て、


「サドルが低いねえ。サドルはねえ。足が地面すれすれぐらいが丁度いいんだよ。」


といって、直してくれた。


そして、


「ちょっと、走ってみな。」と言った。


娘が転ぶと、


「転びそうになったら、ソッチ側にハンドルを切りな!」と教えてくれた。


そして、自転車の特訓がはじまった。


わたしが、娘の自転車の後ろを持ちながら、走らせた。


それから、約3週間ほどで、


す~~~とコゲルようになった。


公園から帰ってきて、


妻に娘が自転車に乗れるようになったことを告げると


びっくりして、大喜びした。


そして、さっそくビデオで撮影した。


いまでは、ヘルメットをかぶって、


公園をさっそうと走っている。


今ではスピードに注意である。(笑)

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